この現場は2階建の折板屋根の雨漏りを直して欲しいという依頼でした。
調査したところ、原因は10年前に雨漏りで施工したウレタン防水の経年劣化によるものでした。
不良箇所の塗膜を剥がしたところ鉄板に穴が開いていましたので、穴を防水テープでふさぎ、ウレタンシールをした後、再度遮熱ウレタン防水を施工しました。
その他の折板屋根部分は、①遮熱錆止めを塗り、②折板重なり部分を防水テープ貼りし、③遮熱塗料を2回塗りしました。
今回の折板屋根に遮熱塗料を塗ったことで、真夏の屋根の温度が施工前より10℃以上に下がるため、階下の部屋の温度は1~2℃下がると思います。
施工前
施工中
高圧洗浄
既存ウレタンフクレ撤去
穴防水テーフ゜貼り
ウレタン塗り
遮熱塗料塗り
重なり部防水テーフ゜貼り
施工後
見積書
投稿者プロフィール

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明和テック株式会社 代表取締役
昭和23年、群馬県に生まれる。昭和44年に大学を中退後、大手音響メーカーに就職し、営業職に従事。その後、3年で身内の紹介により建設会社へ転職し、現場監督として7年間の経験を積む。昭和54年に明和建設株式会社を創業し、その後、東京都知事から建設工事業許可(般-56)第61722号を取得。
防水工事を手がけるようになったきっかけは、昭和58年にシェル石油のフリントコート(水性アスファルト)防水に出会ったことだった。その後、シェル石油が昭和石油と合併し、昭和シェル石油㈱となったことで、フリントコート防水はFLコート防水へと名称変更。弊社はその指定工事店となり、昭和62年と平成2年には工法改善提案に対して表彰を受けた。平成5年には建設工事業を廃業し、防水工事専門の会社として明和テック株式会社へ商号変更。以来、一貫して防水工事の専門家として歩み続けている。
防水工事に携わり40年以上、これまでに6,000件以上の施工を手がけてきたが、漏水トラブルは一切なし。お客様に安心して工事を任せていただけるよう、工事完了後には施工内容を確認できる日付入り施工写真を必ず提出している。誠実な対応と誠実な工事を徹底し、綿密な現場調査を行い最適な工法を提案すること、正確な見積書を作成し透明性のある工事を提供すること、そして正確な施工を徹底し確かな品質を実現することを信念としている。
防水工事は、お客様にとって一度きりの大切な工事であり、やり直しのきかない仕事である。そのため、一期一会の精神を持ち、誠心誠意、全力で取り組むことを大切にしている。
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